「フレイル」とは?(ともも174号 2018年秋に掲載)

2018.10.12
日本老年医学会は高齢者に筋力や活動低下している状態を「フレイル」と2014年5月に提唱しました。
加齢に伴う老い衰えでなく、 早期に発見して、対策して、できるだけ介護状態を遅らすという意味も含まれています。
フレイルの基準にFriedが提唱した基準には5項目(1、体重減少。2、疲れやすい。3、歩行速度の低下。4、身体活動量の低下。5、握力低下。)あり、3項目以上該当するとフレイルと判断します。
フレイルの状態になると、死亡率の上昇や身体能力の低下が起きます。
また、何らかの病気にかかりやすくなったり、入院し易い状態になっています。例
えば健常な人が風邪をひいても、体の怠さや発熱を自覚するが数日すれば治ります。
しかし、フレイルの状態になっていると風邪をこじらせて肺炎を発症したり、だるさのために転倒して骨折をする可能性があります。
また、入院すると環境の変化に対応できずに、不穏になったりすることもあります。
転倒による骨折、入院をきっかけにフレイルから寝たきりになってしまうことがあります。